愛をください。




「っ…!」



クスクス笑っている蘭たち。


本当、こんなことしかできないなんて、卑怯な奴ら。


呆れる。


「ねぇ、麻耶~!早く片付けてくれない?邪魔なんだよね」


あんたらがやったんでしょ…?


「早く!水道、使えないじゃん!あ、手伝ってあげようか?」


「……いい」


「ほら、あたしがやってあげるよ!」


「……いい」


「沙織と優樹菜も!」


「いいって言ってんじゃん!!!」


あたしは叫んだ。


すると、蘭は不機嫌になって…。


「はぁ?あたしがやってあげるって言ってんのに、あんた断んの?ふざけんなよ!!」


そう言って上履きを掴んであたしに投げつけた。


「きゃっ!!」


痛い…。


「あんたみたいなやつが、あたしに逆らおうなんて思わない方がいいよ…?」


そう言って、教室に戻っていった。