愛をください。




次の日。


あたしは何事もなかったように登校した。


彩華にバレてないといいけど。


勇気を出して教室に入る。


「あ、麻耶!おはよう!」


「おはよう!」


いつもどおりの、彩華だ。


よかった、バレてない。


ほっとした。


「麻耶、おはよ」


「沙羅、おはよ」


沙羅とも挨拶を交わして、いつもどおり授業が始まる。


そして、昼休み。


彩華と沙羅とご飯を食べたあと、彩華に呼ばれた。


やばい。


その三文字があたしの脳内を埋めた。


どうしよう。


あのことか。


彩華は目撃したのか。


お願い、別のことでありますように。