「ただいまー!」
「おかえり」
裏の玄関から入ると、お母さんらしき人が向かってくる。
「あら、梓の友達?」
「うん、梅ちゃん」
「梅ちゃん?」
キョトンとする梓のお母さん。
「あ、梅川華子です。あだ名が梅ちゃんで……」
「あら、そういうことね。梓の母です。さっ、どうぞ上がって。」
「おじゃまします……」
「梅ちゃんこっち!」
梓がおいでおいでと手招きをして、梓の部屋に入る。
「わぁ……」
全体的に青い感じで統一させられてる部屋。
「青!って感じだよね。」
梓は苦笑しながらベッドに座る。
わたしも、遠慮がちに隣に座る。
「ねぇ、あれから桐谷と進展あった?」
「えっ」
急にそんなこと言われて、顔が真っ赤になる。

