「蓮も、今ごろ廊下で10往復だよ。」
「えっ!?」
それって、わたしのせいだよね……。
申し訳ない。
「梅ちゃんさんのせいじゃないよ!だって蓮、サボったこと後悔してなかったし。」
ニパッと笑う瀬田君。
……いい人だぁー!
「ありがとう、梅ちゃんでいいよ!」
「じゃあ梅ちゃんって呼ぶー!俺のことは良輔でいいからねっ」
「うん、良輔君っ!」
案外、良輔君とは気が合うかもしれない。
その後は、教室まで運ぶのを手伝ってくれた。
「ありがとう良輔君」
「ううん。」
そしてわたしは下駄箱に、良輔君は体育館に向かう。
良輔君、部活の途中だったんだって。
因みに桐谷君と同じバスケ部。

