「うーん…ちょっとだけ。でも、それより幸せって気持ちの方が大きかったかな。」
莉奈……
すごい大人な顔になった。
キレイというか、色っぽいというか。
「あ、それで、付き合ってること内緒にするのやめることにしたんだ」
「そうなんだ!?」
この冬休みで、大分2人は成長してるな。
「りーなっ」
「翼っ」
いきなり莉奈に抱きつく翼。
うわ、分かりやすいなぁ〜……
周りの同級生もちらちら見る。
「おはよ」
「おはよう」
2人の間から甘いオーラ。
「あ、わたし先行くねっ」
あの場にはいられない。
校門をくぐり下駄箱に向かう。
するとすぐそこに桐谷君がいた。

