ようやく福乃宮高校に到着した。
時間は割りと遅めに着いたから、
人がいっぱいいた。
「百合ーとりあえず、クラス表みにいこ!!」
「うん!」
私と美紅ちゃんは一緒に体育館の前にあるクラス表の前までいった。
でも、人が多すぎて見えない…
すると、美紅ちゃんが
「私が全力をかけて見に行ってくる!!」
美紅ちゃんの目は輝いていた。
「あ、ありがとう…」
そんな美紅ちゃんが面白かったから
おもわず笑ってしまった。
「じゃあ、行ってくるね!!百合」
「いってらっしゃーい!!」
美紅ちゃんは人混みのなかに入っていった。