ぎゅっ






「うわぁっ」





突然後ろから誰かに抱きつかれた。




後ろを振り向くと、
栗色のセミロングヘアのかわいらしい女の子が笑顔で私を見ていた。







「百合ーーひさしぶり~!………って、私のこと覚えてる??」




「ごめんなさい、、、誰ですか??」



正直、こんなにかわいい子私の友達で見たことがない。





「覚えてなかったかー…まぁ、幼稚園のときからあってないもんね。…私の名前は市川 美紅だよ!名前は覚えてるかなぁ??」



「市川……美紅ちゃん…………」



なんか、聞いたことある気がする。



「覚えてな「あっ!!!!!!美紅ちゃんてあの美紅ちゃん!?」



とっさに思い出したので美紅ちゃんの声と被ってしまった。




「でも、美紅ちゃんてこんなに痩せてたっけ??」



なんか、失礼。



「百合失礼ー(笑)確かに!!あの頃からあってなかったら正直誰か分かんないか!!」



そう、美紅ちゃんは幼稚園のとき、一番仲が良かった親友だ。