ただ、触れただけのはじめてのキス。 顔が、赤くなる。 「椿。可愛い。」 「可愛くない。」 翔音が、抱きしめてくれる。 甘い香りが、私の鼻をくすぐる。 「翔音の匂い〜♪」 「変態発言?(笑)」 「違う!」 私は、翔音から離れ。背を向ける。 「ごめん。」 「…馬鹿。」 後ろから抱きしめてくれる。 .