すると、抱き枕から細長い・・・でもどこか筋肉が付いている腕のようなものが撒きつく。 え、手が出る抱き枕とかあったっけ?? 絡まっているシーツから顔を出すと、目の前にあったのはヒロのドアップだった。 「わお、かっこいい」 ギュゥゥッ 「くっ、苦しい・・・」 褒めたのに。 褒めたのに・・・。 『誘ってんの?第二ラウンドいっちゃう?』 「いやいやいやいや・・・、遠慮しときます」 あ、殴らなければ。