犯罪コレクターの独白

取り返しのつかない罪を犯してしまった。

やっと私は、自分の愚行を思い知った。


馬鹿者。愚か者。屑以下の存在。


どんなに自分を罵倒しても、一度消えた『命』は帰ってこない。


「それに、仮に君の『命』が消えたら、剛志は嘆き悲しむ所ではないだろうな」

「えっ?」

優しげな笑みが、向けられた。

「親は子供が何歳になっても、親だ」