犯罪コレクターの独白

「君と同居するようになった、と報告してきた剛志は、何とかして君の犯罪を止めさせたい、と意気込んでいた」

申し訳なさが頭をもたげ、私はうつむいた。


「なぜ透明人間が存在するのか私にも分からない。剛志も同様だった。だが、その能力を悪用してはいけないことを剛志は理解していたものの、君の犯罪は酷くなる一方だった」


弾んだ針山が、ちくり、ちくり、と私の心を痛めているような気がした。


「その事実に、剛志は気に病んでいた。罪を犯す度に、自分は君の前で不機嫌な態度を取ってしまう、とも嘆いていた」