犯罪コレクターの独白

その時、王様と私の横を数人の男が、通り過ぎようとした。

皆、大柄であり、長細い箱を手にしている。

「あれは何ですか?」

思わず、王様に尋ねていた。

「棺桶だ」

「べ、べ、別所さんが中に?」

重々しく、王様は頷く。

「開けるか?」

「はい」

私の返事により、男達が棺桶を地面に下ろす。

そっと、蓋を開けた。