犯罪コレクターの独白

どれ程の時間が経っただろう。


『0403』

別所さんの最期の言葉が、すぐ傍で聞こえた気がした。

『食料置き場』の前まで行くと、四桁の数字錠が掛かっている。

0403。

今日の日付でもあり、私の産まれたとされる日でもある。

数字に合わせたら、鍵が開く。

動いた扉の中は空っぽだったが、中へ入っていくと、トンネルのような暗闇が続いている。


やっと光が差し込んできた、と思うと同時に、私は声を掛けられた。