犯罪コレクターの独白

絶望と未練が映った、別所さんのこげ茶色の両眼。


私は、やってしまった。

たった一人の父親よりも慕っていた別所さんまで、殺ってしまった。

「絶望だ――」


呟きを漏らした私は、死体のように、身動き一つできなくなった。