犯罪コレクターの独白

「もう今後、罪を犯すな」

その言葉には、父親の威厳のようなものが含まれていた。

「最近はおとなしくしています」

縮こまってしまう。

「けれども、いつまた殺人を犯すか分からないだろう? 君は普通じゃなくなっている」


唯一の理解者を失った現実を悟る。

――絶望だ。


私の中で、奴が目覚めた。

佳波との別れの後、出現した怪獣だ。