犯罪コレクターの独白

階下へ向かうと、別所さんがいた。

喉が渇いたので飲み物を取りに来ました、と咄嗟に言い訳を生み出した私だが、その心配はいらなかったようだ。


別所さんは、食卓に突っ伏して寝ていた。

書類を枕代わりにしている点から察すると、仕事中に眠ってしまったのだろう。


足音を忍ばせて外に出ようとした私を、別所さんの声が止めた。