犯罪コレクターの独白

「物騒ですね」

まさか自分の仕業だ、と告白することもできず、当たり障りのない感想を述べておく。

「そうだね」

うんざりした表情で、別所さんは新聞を折り畳む。


私の、犯罪コレクターとしての血が騒ぎ始める。

これこそが、新聞に掲載されるレベルの罪を犯すことが、真の犯罪コレクターなのだ。