起きている時間の大半を、ぼんやりとして過ごす。 たまに外出する時といえば、万引きを犯す際。 こんな生活を送る私の心に、鬱憤が溜まらないはずがない。 ところが、二十三歳の冬、遂に私は新たなる犯罪に手を染めた。