犯罪コレクターの独白

「よくやったね、秀俊君」

自分のことのように喜ぶ別所さん。

「ありがとうございます。別所さんのお陰です」

「何言っているんだよ。見てみな、この点」

私の得点は、合格点に比べ、随分と余裕があった。

「まあ、良かったです」

「本当だね。今夜はご馳走だ」

だが、このご馳走が延期になるとは、私にも予測できていなかった。