犯罪コレクターの独白

彼女は奥浜法子、と名乗った。

私は、偽名を口にした。

『名護秀俊』が、『臼井喜成』をはっきりと目に見える形で生み出した瞬間だった。


「私、臼井さんに元気をもらいました。ありがとうございます」

「滅相もないです。僕がただのお節介焼きだっただけです」


その後、奥浜さんと私は、携帯電話の番号とメールアドレスを交換し、別れた。