犯罪コレクターの独白

試験の出来具合は上々だったように思う。


廊下に出た私は、気になる彼女の姿を見付け、声を掛けた。

「大丈夫でしたか?」


大きく見開かれた、アーモンド形の瞳。

割と高い鼻。

半開きになった、桃色の口。

肩に届いていない、黒いショートヘアー。

身長は百六十センチ足らず、年齢は二十代半ば、といった所だろうか。