犯罪コレクターの独白

「あるよ。人間と同じように病気で亡くなったり、人間になった透明人間が事故死したこともある」

「そうなんですか……」

私は、その事実よりも、別所さんの切な過ぎる表情が気がかりだった。

が、強い風が吹き付け、ばさばさと別所さんの横顔を、長い髪が隠した。

「つらい世界だね」

そう口にすると、浜辺に指で文字を書いた。