犯罪コレクターの独白

沈みそうな夕日で、海面がオレンジ色に染まっている。

「明るい時は黒っぽく濁っているけれど、丁度今頃は綺麗だろう?」

隣に座る別所さん。

「そうですね」

「私もつらくなった時は、ここへ来るんだ。死後は、ここに散骨して欲しいぐらい」

「やはり、透明人間にも寿命があるんですか?」

思わず、尋ねていた。