犯罪コレクターの独白

家を出て少し歩くと、駐車場が見えた。

何の変哲もない、白色の軽自動車のドアを開けながら、別所さんは言葉を発する。

「この駐車場、空いているようだから、使わせてもらっているんだ」

「そうですか」

「さあ、乗って」

私は、助手席に腰を下ろした。



十分程度で、目的地に着いたようだ。

――海だった。