犯罪コレクターの独白

カーテンを開け、窓の外を眺める。

鉛色の分厚い雲が、空一帯を覆っている。

だが、ほんの僅かな隙間から水色が顔を覗かせていた。


その色は、初めて会った時に佳波が着ていたワンピースの色とそっくりだった。

小さな、小さな空間は、私から佳波が遠ざかることを暗示しているようで、慌てて頭を振る。