犯罪コレクターの独白

声がしたほうへ目を向けると、佳波の姿があった。

「ありがとうございました」

よく見えないが、若い男に礼を述べているようだった。


そして、こちらへやって来た。

「さっきの人、誰?」

つっけんどんな言い方になってしまう。

「迷子になった私を、助けてくれたんだよ」