犯罪コレクターの独白

「佳波はどうなの?」

「お母さんに無理やり切らせてる」

彼女は少し表情をこわばらせる。

寒さのためためだけではないように感じた。

「僕だったら喜ぶのに。だって、佳波の髪を思う存分、触れるんだよ」

「何言ってるんだか」

ふふ、と小さく佳波は笑う。