「えっ!!ウソでしょ!!?」

そんなことを言いながら、てるが慌ててる。

私と、力が同じくらいだからだと思う・・・。

もう、なんか疲れたなぁ~なんて思って、力を緩めた。

すると、てるまで同じように力を緩めてきた。

ん??

だから、位置は結局変わってない。

なら、その隙に!!

と思って、力を入れたんだけど、ビクともしない。

もしかして、私に合わせてくれてるの!!??

そんなことを思いながら、ずっと手を握っていた。

ある程度時間がたったので、どちらからということなく、手を離した。