やっと始まる。そして私は井塊稚月になるんだ。 扉が開くと眩しい光が入ってきて爽の顔がよく見えない。こっち見てるかな?とかドキドキしながら爽のもとへ歩いて行く。 爽の隣に来ると爽が 「可愛いな」 「えっ…」 カァ…っと顔が赤くなるのがわかった。もう!爽のバカっ! と考えてるうちに式はどんどん進んでいく。