次の日…ついにやってきた。 私は久しぶりに制服に着替え、髪もきれいにした。さすがに一人でいく勇気がないから椿と学校へ、重い足どりで向かった。 教室の前まで来ると、緊張して足が動かなかった。 「稚月、大丈夫。私がいるから!とりあえず入ろ?」 「うん…」