暫しの沈黙をやぶったのは千尋で。 「そうだよ」 「えぇっ?!」 予想外の答えに大声をあげる私。 わなわなと肩を震わせる女の子。 「こんな女の…どこがいいのよっ?!」 こ…こわ!! 睨みつけられ動けない私。 まさに ヘビに睨まれたカエル! 「コイツはな…俺が一番大切に思ってる女なんだよ。お前みたいなやつに、こんな女呼ばわりされる筋合いはねぇ」