「もう、いい!自分でなんとかするもん!」 そう言ってあたしはクルッとあいつと別方向を向き 歩き出した。 「裏庭」 「え?」 あいつが何か言ったから、振り返ってみた。 「だーかーら、ここ。裏庭だってば。」 「え、裏庭!?なんであたし裏庭に…」 そう言うとあいつは笑った。 「やっぱ、バカじゃん。」 そう言いながら、笑ってるあいつ。