私の寝ていた所はベッドらしく、無意識にシーツをぐっと握っていた。
私は今更また痛み出す目に嫌気がさした。
………カラコンって、時々不便…
私は思わずカラコンを取ろうとした、でもガチャっていうドアの開閉の音がしたから手を下ろした。
「………起きたか?」
声の聞こえた方向に目を向ければ声の主は葵だった。
ドアを閉めてそれにもたれかかる体制で私をあの、蒼い目で見据えている
「隣の部屋に移動できるか?」
いつもより優しい声音の葵に頷き、上半身を起こした。
『………っ……』
腹部を激痛が襲ってベットの上で蹲った。
『………っは…』
呼吸が浅くなるのを感じたけど、腹をぎゅっと押さえつけた。
「ゆっくり息吸って吐け」
いつのまにか私の横にきた葵が片足だけベッドにのせて私の背中を摩った。
私は言われた通り…別に、自分で判断しただけだけど、深呼吸を繰り返した。

