「………あ、ぁ…」 まだ少し動揺してる様だが、部屋を出た。 部屋の外は喧嘩真っ最中ですオーラ醸し出してる不良。 ……クソガキ共が。調子乗りやがって。 私は溜息を吐いた。 翔平はふっと息を吸って口を開いた。 「葵さん‼」 ………昔は、そう呼んでいたんだろう。 葵、と呼び捨てにする時微妙に声が裏返っていたから。 「………翔平」 静まり返った倉庫内で葵の低い声が響く。