「琉稀もバカだねー….」 來哉とくっついた琉稀は幸せそうだ。 本当は、俺が死んだ後それを追い詰めた琉稀が心配でたまらなかった。 でも、やっぱりさすが琉稀だよ。 俺は微笑みながら琉稀の姿を見ていた。 琉稀に似た男の子が少し可愛らしくて、生で見たかったなぁとか思う。 來哉にも、生でもう一回会いたかったな… そう思いながら俺は微笑んで目を閉じた。