銃が自分に向けられているのをわかっていて。
ナイフの事で私が庇うと信じてくれて、
銃弾を……自分が受けた。
私の頬を涙が滑り落ちた。
皆の顔は驚愕と恐怖、悔しそうに顔を歪めていた。
『私を抱きしめながら、死んだ……
「琉稀のせいじゃないよ?
いつも俺の事でごめんね?
ありがとう」
って………言った……っ‼
楼稀は……死んだ……っ‼
あの時の、恐怖と後悔の感覚が忘れられない…‼
血が逆流しそうになる程体は血液が無くなっていって、悲しみに心が蝕まれて
楼稀が死んだ事を受け入れられなかった…
でも、死んだ。
その後は………
覚えてない。
覚えていないけど、何かを殴りまくった。
どんどん方視界は赤く染まって、耳の奥でひくい叫び声が響いていて………
拳も赤く液体が滴っていて………
気づけば、周りは人の倒れた物と
赤、赤、赤、赤、赤、赤、赤

