久しぶりの部屋には既に沢山の人で賑わっていた。
……なぜ和んでるんだ。
怪訝な顔で、自分の家に勝手に入った奴等を見るとテヘッと笑っているのとスルーしてるの。
…何か、普通にムカついた。
溜息を吐いて薬の入った袋を床に置く。
後ろから棗が私の置いた荷物の隣にボストンバッグを置く。
『聞く気満々?』
「当たり前でしょ」と頬を膨らませる尚に苦笑を返していつまのソファに座った。
暁月、
日向、
淳、
咲夜、
棗、
怜央、
尚、
透璃、
陽、
恭輔、
來哉…………
1人1人の顔を見てから目を伏せた。
瞼に張り付いたかの様にあの光景と色がフラッシュバックされる。
眼を強く瞑って開いた。
赤と銀の、異質な目。
その目に映った、
地獄のような、悲しみの連鎖…

