薇姫/獣帝





『1週間安静か………』



暇そう。



「大丈夫だよ、琉稀!



遊びに来てあげるから!」



何様だてめぇ。



『あー…』



曖昧な返事をして窓の外を見た。




綺麗な澄んだ空はどこまでも続いていて、長い夢を思い出した。








悪魔の言葉は鮮明に私の頭の中で流れる。









“忘れるなよ。






これはお前の“罪”だ”








………そうだな…







無意識に肩に手を置いていた。













これは私の罪だ。














「………どした?」



來哉が顔を覗き込んできて、それを見て手を離した。




『ん、眠いな…って………』




「そうか…



今日は俺等も帰る事にするから、休め」




「えぇ~!!」



「意義あり!」




尚と陽は不満そうな顔をして声を上げた。




透璃は私に抱きついて顔を俯かせた。




「ほら、琉稀の為を思って」





恭輔がそう促すと渋々、と言った感じで透璃は手を離した。





『ごめん、またね』



「あぁ、明日も来る。




何かあったら連絡しろ」



『うん、ありがと』




「飲み物とかは冷蔵庫にあるから適当に飲みなよ?」




『うん、』





「じゃぁね~」




「またな~」



「………またね」




尚、陽、透璃も笑って部屋を出て行った。