チャッチャと作ってサラダとスープとメインを置く。
『出来た』
「やったっ!
腹減った~」
「お、美味そ」
尚と陽は早速食いついていた。
皆も座って食べ始める。
行儀悪い、と思いながらどうでもよくて余った椅子に1人座った。
さっきついでに持って来てたカプセルとミネラルウオーターを喉に流し込む。
それを見た皆が悲しそうに見ていた事は気づかなかった。
ーーーーー
「ごちそうさまでした!」
「ご馳走さ~ん」
「…ぅさま」
尚と陽は笑いながら大声で言って食器を洗うとこに片付けた。
透璃に至っては“ごちそ”聞こえなかったんだけど。
來哉達も食べ終わって皆の皿が集まって、皿洗いしようと思ったら横から手が伸びて来てスポンジを奪われた。
『恭輔?』
「作ってくれたんだから、俺やるよ」
『いいよ、恭輔疲れてるでしょ』
「疲れてるのは皆だよ」
恭輔は笑って私をリビングに行く様促した。
……
『恭輔はいつもお兄さんみたいだね。』
その言葉に一瞬だけピクリと肩を揺らす恭輔。

