私は無言で窓の外を見つめた。 体の奥底から湧き上がるどす黒い感情を、今は 抑える事が出来なかった。 マンションに着き、いつもは棗がドアを開けてくれていたが、 自分で開けて無言でマンションへの入り口のロックを解除して入って行った。 横目に棗の悲しそうで悔しそうな顔が見えた。 だけど、今は言葉をかけられない。 傷つける言葉しか、出て来ないと思うから…………… 部屋に着き、自分の行動を思い返して自分に腹が立った。 私は唇を噛み締めながら乱雑に靴を脱ぎ捨て、部屋に行きベッドに入り込んだ。