薇姫/獣帝







ネオンの光が満ちる道。








昔も走った道。








思い出がある道。










來哉の隣を走りながら私は悶々と頭の中で考えていた。







『……………ーー。』






ボソッと無意識に呟いたあの子の名前は、







エンジンと風と観衆騒ぎ声の音に掻き消された。