薇姫/獣帝




……………じゃないだろ。



目の前の光景に唖然とする。


静まり返っていて、その中で來哉が口を開く。




「今日は久しぶりの暴走だ。



楽しめ。




だが、パクられたり事故んなよ?」





來哉はそう言って口角を上げて、言った。



その横にいる尚が笑顔でコップ(決して中身は酒ではない)を掲げた。



「かーんぱーい‼」




「「かんぱーい」」



面子よ、ノリ良すぎる。




私もグレープフルーツのジュースが入ったコップを少し上にあげた。




……………




ギャー ギャー ギャー ギャー



「そのジュースとって〜」
「あ、俺その菓子欲しい‼」
「マジ楽しみだゎ~」
「あ‼誰だ俺のデ○ズニーの菓子食ったの‼」




…………さっきの静けさは何だったんだ。



つか、デ○ズニーの菓子って何だよ。



私は端っこにある椅子に座ってジュースを飲んでいた。



菓子の置いてあるテーブルがいくつもあるけど、、




…あの戦場には行きたくない。



「戦場だな」



上から聞こえた声に見上げる。



そこには私を見つめる透璃が居た。