薇姫/獣帝




手の掛かる息子の様な紘。



いつも一緒で、居るのが当たり前だったんだけどなぁ。



私の弱さで結構離れてたかな。



私は目を閉じて沸々と煮えたぎる怒りを感じていた。






あいつさえ居なければ。






殺してやる。









絶対に。











その言葉は、何度心の中で唱えただろう。




耳底にこべりつく様にして残る言葉。




それは、











私の今の生きる意味。