「……俺、琉稀の学校行く」
『うん。解ってたから驚かないよ。』
予想は出来てたよ。
紘はまぁ…あの馬鹿双子。
柊と伊織の弟。
私があそこに通ってないにしろ、そこに通うだろう。
……いや、わかんねぇか。
自意識過剰とかじゃなくて、紘には特定された少数人の人が居ないと壊れる。
何の前ぶれもなく、突然。
極力あれは避けたい…
私は欠伸をかみころして目を閉じた。
『私が居るって解ったからって乗り込まない。
族相手に喧嘩したらダメだろ』
「……手加減、した」
『したしないの話じゃないの』
紘は擦り寄ってきて私は何の抵抗もせず猫みたいな仕草をする紘を感じていた。

