薇姫/獣帝





皆は私と同様空に目を向けた。


黙って空を見上げていて、尚がふと口を開いた。



「いやぁ、藍色の髪ってーー」





その言葉に目を見開いて右肩の古傷は鈍く痛んだ。
















「ーーー伝説の薇姫を思い出すね」