私の前に亮太が来て、相手をしだした。 ………あぁ、私、今は喧嘩しちゃダメなんだ。 その自分の立場で皆を盾にする様な真似をするのが歯痒い。 ぐっと拳を握ってもしもの時の為に目を走らせ続けた。 「うるぁぁあ‼」「ははははっ‼」「死ねぇ‼」 腐った言葉を発する奴等に殺意が芽生え始める。 「死ねぇ‼」 1人の男の子を羽交い締めにして金髪が鉄パイプを振りかぶったのが亮太の腕の隙間から見えた。 それを見た瞬間、私は走り出していた。