薇姫/獣帝




ーーー


「………久しぶりだな、翔平」


「あ………」


「何年ぶり…くらいか?」


「………」



京汰が一方的に話すだけで翔平は喋ろうとしない。



「ぁ、俺「………京汰…」



翔平の弱々しい、でも決意の篭った声が部屋に響く。





バッと部屋の床の畳に膝をついて手をついた。




額を畳に擦り付けて涙を流して





「ごめんっ………京汰……っ‼」






謝罪の声を上げた。