「千里ー遅い!」

後ろをみると、小春が頬を膨らまして立

っていた。小春とは、両親の付き合いで

小さい頃から、よく遊んでいた。

家が隣だからというかともあり、今でも毎日お

互いの家に遊びに行っている。