「あんなでもここよりは百倍マシだよ? おいで。」 「はい。」 せっかく心配して下さる方に 私ってばなんて失礼なんだろう。 おばあさんの手はカサカサで シワだらけで、 でも、とってもあったかい。 あ婆さんは嬉しそうにかちかちのパンと 冷たいお茶をご馳走してくださった。 普段なら絶対口にしないけど、 どんなご馳走よりも、ありがたくてお腹と心に染みた。 涙がぽろりとこぼれた。 私はホント何もできない。 人の優しさが、嬉しいけれど、辛く感じる。