★高校デビュー!


「んー!いい匂い!」

青海高校で有名なさくら通りを通っていると

本当に素晴らしいほど桜が満開でいい匂いだ。

今日からここに通えるのかー

友達できるといーな…


「……っと!ちょっと!」

後ろからなんか声がした

私のことかな?

振り返ると、そのには私より10㎝も差がある身長に短めの髪。

かっこいい系の女の子が立っていた。

「やっと振り向いてくれたよ!、落としたよ?あんたのだろ?」


彼女の手には私のお気に入りのハンカチが、

「あ、すいません!ありがとうございます」

「いいよいいよ!そんなにかたっくるしい敬語なんてよしてよ!あんたもここの一年だろ?」

「はい、あなたもですか??」

「そうそう!うちは夏宮早子!よろしくね!あんたは?」

「私は坂下心です!」

「心か、うちのことははやっちって呼んで!これから心とうちはお友達ってことで!よろしく!あ、敬語はなしだよー」

「うん!よろしくね、はやっち!」

やったー!友達できた。
はやっちと同じクラスがいいな…

「クラス発表されてるよ♪いこ!」

「うん!」

お願いします神様、わたしとはやっちを同じクラスに…!